Bio Business
バイオ事業
地球温暖化の原因のひとつである、温室効果ガス。
この温室効果ガスの大部分を占めるのが二酸化炭素です。
私たちは増え続ける二酸化炭素の削減を目指し、
次世代バイオ燃料技術である「炭化水素燃料」の製造に成功しました。
バイオ燃料を使う3つのメリット
再生可能エネルギー
安定的な供給
カーボンニュートラル
◇好気性細菌、酵素から生産される炭化水素
製造される炭化水素とは、好気性細菌の培養で得られた脂肪酸から炭化水素に変換され、市販軽油と同じ燃料 JIS 規格を有する「軽油燃料」です。
空気中から回収された常用菌、二酸化炭素、水の分解で得られた水素を無機触媒、酵素触媒を利用して生産されます。
水を利用しますが、エマルジョン燃料とは一線を画す、「次世代バイオ燃料技術」です。
◇炭化水素生産メカニズム
好気性細菌、酵素によって空気中から二酸化炭素を回収します。
一般的には、植物、バクテリア細菌による光合成の反応です。私たちは、光合成のメカニズムである光エネルギーを使用しない、暗反応である光エネルギーを伴わない化学反応で、二酸化炭素の回収、固定化、同化をはかっています。
回収された二酸化炭素は有機触媒、無機触媒を通じて脂肪酸に置き換えられ、最終的には炭化水素に置き換えられます。
◇バイオ燃料生産試験装置
◇バイオ燃料軽油を用いた走行エンジン実証試験
平成27年10月26日から試験精製された、約23,000リットル以上のバイオ燃料軽油を特定車両に供給実施。
※試験バイオ燃料の供給対象車両は、軽油税の関係により一般道路を走行しない重機等に限定しています。
(平成31年~継続試験実施中)
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Achievement
実績
ロシアダゲスタン共和国との調印式
平成25年9月、ダゲスタン政府庁舎にて調印式が開催されました。
参加したのはダゲスタン政府関係者、当時ダケスタン首相、経済大臣、日本低炭素開発社員、ロシア名誉総領事(田村文彦氏)、オーポラロシア関係者ら。
ダゲスタン大学及びダゲスタン政府、日本低炭素開発との共同開発及び製品テストに関する協定を結びました。